カラーステンレス浴槽の塗装が剥がれた サビ処理から仕上げまで4工程で再生~兵庫県宝塚市~

エリア 宝塚市
工事内容 バスリノベ
浴槽の種類 カラーステンレス浴槽(国内大手メーカー製)
工期 3日
施工内容 下地処理/サビ処理/錆止め塗装/ベースコート/トップコート

今回は兵庫県宝塚市にて、ステンレス浴槽の再生のご依頼です。

ご相談をいただいてから施工まで、長らくお待たせしてしまいました。それでもお待ちいただき、ありがとうございました。

施工前 塗装が剥がれた濃紺のステンレス浴槽(兵庫県宝塚市)

これが施工前です。

濃紺の浴槽。国内大手メーカーのカラーステンレス浴槽です。

ステンレスの浴槽に、工場で色の層をつけた製品です。

施工前 ステンレス浴槽の内側で剥がれた塗膜

その色の層が、剥がれています。

施工前 縦に大きく剥がれたステンレス浴槽の塗膜(拡大)

近づくと、こうです。

紺色の塗膜が、縦に大きくめくれています。下から出ているのは、ステンレスの地肌です。

施工前 浴槽の底で剥がれた塗膜とサビ

底も同じです。足が当たるところから、どんどん広がっていきます。

ここまで来ると、洗っても磨いても戻りません。塗膜そのものが浮いているからです。

さあ、バスリノベの出番です

施工中 古い塗膜を落としてステンレスの素地を出した状態

まず、古い塗膜を全部落とします。

銀色に見えているのが、ステンレスの素地です。ここまで戻します。

剥がれかけた塗膜を残したまま上から塗ると、下が剥がれたときに上に乗せたものも一緒に落ちます。だから全部落とす。今回いちばん時間をかけたのは、この工程です。

施工中 ステンレス浴槽への錆止め塗装

サビを処理して、錆止め塗装。

赤く見えているのがそれです。ここで鉄分の出ている部分を止めます。

施工中 ベースコートを吹き付けた状態

続いてベースコート。

いわゆる下塗りです。この段階ではまだツヤがありません。色を乗せるための土台をつくっています。

そして乾燥を待って、仕上げのトップコート。

施工後 再生塗装で仕上げたステンレス浴槽(兵庫県宝塚市)

完工!

3日です。

濃紺だった浴槽が、ライトアイボリーになりました。浴槽は入れ替えていません。

施工後 ツヤの戻ったステンレス浴槽の内側

内側。剥がれも段差も、消えています。

施工後 再生塗装したステンレス浴槽(別角度)

この度は弊社にご依頼頂きありがとうございました。

感謝、感謝

バスリノベ ~浴室再生PRO~

目次

お客様からいただいたお礼のメッセージ

工事のあと、お客様からご連絡をいただきました。

今日、風呂の施工が終わりました。とてもきれいな仕上がりで、満足しています。家庭でこんな工事ができることに驚きました。細部にわたって、とにかくとても丁寧な仕事をする方でした。ありがとうございました。お世話になりました。

「家庭でこんな工事ができることに驚きました」

この一言に、すべてが詰まっていると思います。

浴槽の再生塗装は、ホテルや店舗、賃貸物件では以前から使われてきた工法です。ただ、一般のご家庭で「自宅のお風呂にもできる」と知っている方は、まだ多くありません。

だから浴槽が古くなると、多くの方が「入れ替えるしかない」と考えます。そして金額を見て、そのまま我慢される。

そうではない選択肢があることを、もっと知っていただきたいと思っています。

※お客様のお名前は伏せて掲載しています。

塗装は「1回塗って終わり」ではありません

今回、工程の写真をすべて載せました。理由があります。

再生塗装は、色を塗る作業ではありません。層を重ねて、下から順につくっていく作業です。

  • 下地処理 — 古い塗膜を全部落とし、素地を出す。いちばん時間がかかります
  • サビ処理 — サビている部分を追って落とします
  • 錆止め塗装 — 鉄分が出ている部分を止めます(写真の赤い層)
  • ベースコート — 色を乗せるための土台。まだツヤはありません
  • トップコート — 仕上げ。ここで初めてツヤが出ます

そして各工程のあいだに乾燥時間が入ります。工期3日のうち、実際に手を動かしている時間より、待っている時間のほうが長いくらいです。

ここを短縮すると、内側に溶剤が残ります。その日はきれいに見えても、あとから縮んだり、剥がれたりします。

カラーステンレス浴槽は、色の層だけが先に寿命を迎えます

カラーステンレス浴槽は、ステンレスの浴槽に工場で色の層をつけた製品です。白一色だった浴室に色を入れられるということで、かつて広く採用されました。

本体は丈夫。でも色の層には寿命があります

ステンレスそのものは、とても丈夫な素材です。サビにくく、割れず、衝撃にも強い。今回の浴槽も、本体には問題がありませんでした。

弱るのは、その上にある色の層のほうです。

ステンレスは、もともと塗料が食いつきにくい素材です。表面が硬くて滑らかなうえ、サビにくい膜が自然にできるため、塗料が引っかかるところがありません。工場では専用の処理をして色をつけていますが、それでも長い年月を経れば劣化します。

そして劣化すると、点ではなく面でめくれます。今回の写真のとおりです。

これは今回の浴槽だけの話ではありません。カラーステンレス浴槽は、年月が経つと同じように剥がれてきます。弊社にも、同じご相談を何件もいただいています。

ご自宅の浴槽がカラーステンレスで、色が部分的に浮いてきたと感じたら、広がる前に一度見せてください。剥がれが小さいうちのほうが、下地処理の手間も抑えられます。

「交換しかない」と言われやすい理由

カラーステンレス浴槽の色が剥がれてきたとき、こう言われることが多いようです。

  • 「メーカーでは塗り直しをしていません」
  • 「部品として出ないので、浴槽ごとの交換になります」

これはその通りです。メーカーは製造時の設備で色をつけているので、現場で同じことはできません。

ただ、本体が丈夫なまま残っているのに、色の層が寿命を迎えただけで浴槽ごと入れ替えるのは、もったいない話です。

再生塗装は、まさにこの「色の層だけをつくり直す」工事です。本体は今のまま使い続けていただけます。

ステンレス浴槽に対応できる業者は多くありません

「ステンレス浴槽です」とお伝えすると、断られることがあります。

浴槽の再生塗装というと、ほとんどはFRP(繊維強化プラスチック)製が対象です。FRP用の材料と手順をそのままステンレスに使っても、密着しません。

ステンレスには、ステンレス用の下地処理と材料が必要です。そこに対応していない会社は、受けようがありません。

ステンレス浴槽のサビを再生塗装で直した事例はこちら

剥がれた塗装の上には、塗りません

再生塗装でいちばんやってはいけないのが、剥がれかけた塗膜の上に重ねることです。

見た目はその場できれいになります。ですが下の層が浮いている以上、いずれ下から落ちます。そのとき、上に乗せた新しい塗膜も一緒に落ちます。

だから今回も、紺色の塗膜を全部落としてステンレスの素地を出しました。写真の銀色の状態です。

この判断を間違えると、数年後にまた同じことになります。

累計2000件を超える浴室を手がけてきて、既存の塗膜がどういう状態か、どこまで落とせばいいかは、見ればおおよその見当がつくようになりました。塗る技術より、落とす判断のほうが結果を分けます。

よくあるご質問

Q. ステンレス浴槽でも本当に塗れますか?

A. 塗れます。ステンレス用の下地処理と材料を使います。今回がその施工です。まず現地を見せてください。お見積りは無料です。

Q. カラーステンレス浴槽の色だけ直せますか?

A. 直せます。今回がその施工です。本体が丈夫であれば、色の層だけをつくり直します。浴槽を入れ替える必要はありません。

Q. 一度塗装が剥がれた浴槽でも大丈夫ですか?

A. 大丈夫です。古い塗膜を全部落としてから施工します。剥がれた上に重ねることはしません。

Q. 塗装はどのくらいもちますか?

A. 通常のご使用であれば、実績上、数年単位でお使いいただいています。バスリノベでは最長3年の保証をお付けしています。

Q. 色は選べますか?

A. 標準色はホワイトとライトアイボリーの2色です。今回はライトアイボリーです。2色以外の色もご指定いただけますが、塗料の調合と取り寄せが必要になるため、別途の費用とお時間をいただきます。

Q. 工事中はお風呂に入れませんか?

A. 今回は3日間です。作業日と塗料の乾燥時間のあいだはお使いいただけません。

Q. 宝塚市以外でも施工できますか?

A. 全国対応しています。兵庫県内は宝塚市・神戸市・姫路市などで施工しています。

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