お風呂の床が冷たいのはなぜ?滑りやすさも一緒に解決する方法
冬場、浴室の床に足をつけた瞬間、ひやっとした経験はありませんか。
なぜなら、多くの浴室で使われているタイルは熱を伝えやすく、素足で立つと体温がすぐに奪われてしまうからです。
では、この冷たさはどうすれば解決できるのでしょうか。
そもそも、お風呂の床が冷たく感じるのはなぜですか
タイルは硬く密度が高いため、熱伝導率が高い素材です。
体温がタイルに移りやすく、素足で立った瞬間にひんやりと感じてしまいます。
とくに冬場は、脱衣所との温度差も加わり、この体感はさらに強くなります。
濡れていると、冷たさはより強くなります
お風呂の床は、入浴中も入浴後も濡れていることがほとんどです。
水分が蒸発するときに周囲の熱を奪う性質があるため、乾いているときよりも冷たく感じやすくなります。
シャワーを浴びたあと、しばらく床に水たまりが残るご家庭ほど、この冷たさを強く感じる傾向があります。
我慢して使い続けているご家庭も多いようです
浴室の床は毎日使う場所であるにもかかわらず、「こういうものだ」と我慢して使い続けている方が少なくありません。
とくに築年数の経ったマンションや戸建てでは、タイル張りの床がそのまま残っているケースをよく見かけます。
冷たさと同時に、滑りやすさが気になっていませんか
床の冷たさを気にされる方の多くが、同時に「滑りやすい」という悩みも抱えています。
タイルの目地はすり減ると滑りやすくなります
新品のタイルには適度な凹凸がありますが、年数が経つと表面がすり減り、滑りやすくなっていきます。
とくに目地の部分は摩耗しやすく、気づかないうちに滑りやすさの原因になっていることがあります。
小さなお子様やご高齢の方がいるご家庭では、この滑りやすさがヒヤリとする場面につながることもあります。
冷たさと滑りやすさは、根っこが同じです
タイルという素材そのものの性質が、冷たさと滑りやすさの両方に関わっています。
そのため、どちらか一方だけを直そうとしても、根本的な解決にはなりにくい面があります。
放置すると、どうなっていくのでしょうか
タイルの目地は、年数とともに少しずつひび割れていきます。
そこから水が入り込むと、下地が傷んだり、目地に黒カビが発生したりすることがあります。
冷たさや滑りやすさを我慢しているうちに、目地の傷みが進んでいるケースも見受けられます。
床を壊さずに直す方法はあるのでしょうか
浴室の床が気になり始めると、「床ごと交換しないといけないのでは」と思われる方が多くいらっしゃいます。
ですが、既存のタイルを剥がさずに、上から専用の床シートを貼るという方法があります。
下地を整えてから、床シートを貼ります
既存のタイルの上に、下地を整えたうえで防水性のある床シートを重ねて貼っていきます。
下地の凹凸や状態によって処理の仕方は変わりますが、タイルを解体する必要はありません。
弊社では、東リのバスナリアルデザインなど、浴室用に作られた専用の床シートを使用しています。
床シートに変えると、何が変わるのでしょうか
ひんやりとした感触が軽くなります
床シートは樹脂素材でできており、タイルに比べて熱を伝えにくい性質があります。
素足で立ったときのひんやり感は、実績上、軽減されています。
濡れても滑りにくくなります
床シートの表面には、滑りにくくするための加工が施されています。
濡れた状態でも、タイルに比べて足がすべりにくくなります。
目地がなくなるので、掃除がしやすくなります
タイルの目地は汚れやカビがたまりやすい部分ですが、床シートには目地がないため、日々のお手入れの負担が軽くなります。
継ぎ目のコーキング部分も、施工時にあわせて処理します。
色や柄は選べるのでしょうか
床シートには、木目調や石目調、単色のものなど複数のデザインがあります。
壁や浴槽の色に合わせて選んでいただくことで、統一感のある浴室に仕上がります。
迷われる場合は、既存の壁や浴槽の色に近いものをおすすめしています。
施工の流れと工期はどれくらいでしょうか
床シートの施工は、下地処理をしたうえでシートを貼り付ける、という流れで進みます。
既存の床の汚れやカビ、傷みの状態を確認したうえで、下地を整えます。
工期は、通常1日で完了します。
その日の夜からお風呂に入っていただくことができます。
床だけを直すことはできるのでしょうか
壁や浴槽がまだ使える状態であれば、床だけを直すという選択肢もあります。
壁や浴槽まで含めて直す場合に比べて、費用や工期を抑えられることがあります。
施工後の一例
兵庫県神戸市中央区のマンションでは、タイル床に床シートを施工しました。
既存のタイルを剥がさずに上から貼るため、工期は1日で、その日の夜からお風呂に入っていただけました。

東京都調布市では、テープで応急処置されていたユニットバスの床に床シートを施工しました。
テープでは水の侵入を防げず、端から水が入り込んでしまいます。
下地を整えてから貼るため、こちらの工期も1日でした。

兵庫県宝塚市のマンションでは、床のシミとコーナー棚の黄ばみだけをリフォームしました。
壁も浴槽もまだ使える状態だったため、床と棚だけに絞って工事しています。

交換したあとのお手入れはどうすればいいですか
日々のお手入れは、通常の浴室用洗剤で問題ありません。
研磨剤の入った洗剤や硬いブラシで強くこすると、表面の加工が傷つく場合があります。
やわらかいスポンジで洗っていただくことをおすすめしています。
よくあるご質問
Q.どんな浴室でも床シートを施工できますか
A.既存の床の状態によって、下地処理の方法を調整します。まずは診断させてください。
Q.費用の目安はどれくらいですか
A.床だけの施工であれば、壁や浴槽まで含む工事に比べて費用を抑えられます。現地を見たうえでお見積りします。
Q.マンションでも施工できますか
A.解体をともなわない工事のため、集合住宅でも施工しやすい工事です。
Q.床シートはどのくらいもちますか
A.実績上、10年前後を目安にお使いいただいています。使い方や状態によって前後します。
まとめ
お風呂の床の冷たさは、タイルという素材の性質によるものです。
床シートに変えることで、冷たさと滑りやすさの両方を同時に解決できる場合があります。
壁や浴槽がまだ使える状態であれば、床だけを直すことも可能です。
床の冷たさや滑りやすさが気になる方は、一度ご相談ください。
お見積りのご相談は、公式LINEかお電話で
浴室全体・浴槽・床の写真と、洗い場の縦×横のサイズ、市区町村を送っていただくと、概算のお見積りのご案内が早くなります。サイズは「畳半分くらい」でも構いません。
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