浴室リフォーム業者の選び方|見積りが安い・工期が短い業者に注意すべき理由

浴槽の下地ケレン処理が完了した状態

浴室のリフォームや浴槽の補修を検討していると、業者によって見積り金額が大きく違って驚かれるのではないでしょうか。

なぜなら、同じ工事に見えても、やっている工程がまったく違うからです。

安い業者を選んで本当に大丈夫なのか、実際はどうなのでしょうか。

今回は、浴室の補修・再生を依頼する業者の選びかたについて、施工する側から正直にお話しします。

目次

浴室の補修・再生に「決まった正解」はありません

最初に、この業界の性質をお伝えしておきます。

浴室の補修や再生には、マニュアル通りにやれば終わる、という工事がありません。

同じ浴槽でも、傷み方はひとつずつ違う

築年数、使われ方、入浴剤の種類、換気の習慣、家族構成。

これらが違えば、同じメーカーの同じ型番の浴槽でも、傷み方はまったく変わります。

表面の変色だけで済んでいる浴槽もあれば、見た目は同じでも底の強度が落ちている浴槽もあります。

だから施工者の判断がすべてを決める

現場でまず判断するのは、どこまで削るか、どこを補強するか、何回塗るかです。

これは見て、触って、叩いて決めることであり、誰かが決めた手順書には書いてありません。

判断を誤れば、数ヶ月で剥がれたり、割れが再発したりします。

材料は買えても、腕は買えません

専用の塗料や樹脂は、業者であれば誰でも仕入れられます。

ですが、同じ材料を使っても仕上がりと寿命はまったく違います。

補修業は、最後は施工者の腕がすべてです。これは身も蓋もない話ですが、事実です。

見積りが極端に安い業者は、何を省いているの?

相見積もりを取ると、飛び抜けて安い金額が出てくることがあります。

もちろん、企業努力で安い場合もあります。

ですが浴室の補修において、金額が極端に下がるときは、どこかの工程が省かれている可能性を疑ってください。

下地処理(ケレン)を省いている

浴槽の下地ケレン処理を終えた状態

写真は、浴槽の旧塗膜と劣化層を削り落とした状態です。

この工程は時間がかかるうえ、完成後は誰にも見えません。

だからこそ、いちばん省かれやすい工程です。

ですが塗膜が10年もつかどうかは、ここで決まります。下地が甘ければ、どんな高級な塗料を使っても剥がれます。

補強すべき箇所を補強していない

浴槽底面のライニング補修で強度を戻した状態

浴槽の底を押してみて、わずかでもたわむようなら、強度が落ちています。

その状態で塗装だけしても、見た目がきれいになるだけです。中身は変わりません。

本来なら、塗る前に樹脂とガラス繊維を積層して強度を戻します。この工程を入れるかどうかで、金額も寿命も変わります。

養生を簡略化している

浴室は狭く、塗料は飛びます。

壁、天井、ドア、水栓、換気扇。これらを一つずつ養生するのは手間です。

ここを簡略化すると作業は早く進みますが、関係のない場所に塗料が付着します。

塗膜を薄くしている

塗る回数を減らせば、材料費も時間も減ります。

仕上がった直後は、薄くても厚くても見た目は変わりません。

違いが出るのは3年後、5年後です。

「1日で終わります」は、本当にいいことなの?

工期の短さを売りにする業者は少なくありません。

もちろん、工事の内容によっては1日で終わるものもあります。弊社も浴槽だけの施工なら1日で完了させます。

ですが、工期の短さそのものは、技術力の証明にはなりません。

乾燥時間だけは、誰にも縮められません

塗料には、乾燥に必要な時間があります。

これは腕がよくても、道具が優れていても、短縮できません。

乾ききっていないうちに次の工程へ進めば、密着不良を起こします。

つまり「異様に早い」は、乾燥を待っていない可能性があるということです。

弊社が工期をしっかりいただく理由

弊社は、必要な工程を省きません。

下地処理も、補強も、養生も、塗り重ねも、乾燥も、必要なだけ時間をかけます。

その結果、浴室全体の再生であれば3日から4日いただくこともあります。

工事期間中はご不便をおかけします。お風呂に入れない日が出ることもあります。

それでも、確実に仕上げるためには必要な時間です。ここを削ってお渡しするわけにはいきません。

相見積もりは、ぜひ取ってください

誤解のないようにお伝えしますが、相見積もりを取ることは正しい行動です。

弊社も、他社様と比べていただいて構いません。

ただし、比べかたにはコツがあります。

金額だけで比べないでください

浴室の補修は、金額だけを並べても比較になりません。

10万円の見積りと20万円の見積りが、そもそも違う工事をしている可能性があるからです。

同じ土俵に乗っていないものを、金額だけで比べても意味がありません。

相見積もりで確認すべき5つのこと

見積書を並べたら、各社にこう聞いてみてください。

  1. 下地処理はどこまでやりますか
  2. 強度が落ちている場合、補強はしますか
  3. 何回塗りますか
  4. 乾燥時間はどのくらい取りますか
  5. 保証はありますか。何年ですか

この5つに即答できない業者は、工程を把握していない可能性があります。

逆に、きちんと説明してくれる業者であれば、金額が高くても納得できるはずです。

失敗しない業者選びのチェックポイント

最後に、依頼先を決める前に確認していただきたいことをまとめます。

施工実績を写真で見せてくれるか

完成写真だけでなく、施工中の写真があるかを見てください。

下地処理や補強の写真を出せる業者は、その工程をやっているということです。

逆に、ビフォーアフターしか出てこない場合は、途中で何をしたのかが分かりません。

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工程を説明できるか

「うちの特殊な技術で」としか言わない業者には注意してください。

本当にやっている業者は、何をどういう順番でやるかを普通に説明できます。

保証があるか

保証は、自社の施工に対する自信の表明です。

弊社は最長3年の保証をお付けしています。

できないことを「できない」と言うか

何でもできます、と言う業者より、これは交換したほうがいいです、と言う業者を信用してください。

浴槽に大きな割れがあって漏水している、配管が傷んでいる。こうした場合、再生では対応できません。

弊社も、交換すべき状態であれば正直にそうお伝えします。

極端に安くないか

相場から大きく外れて安い場合、その差額がどこから出ているのかを考えてみてください。

材料費と人件費は、どの業者でも大きくは変わりません。

削れるのは、工程と時間だけです。

弊社が安売りをしない理由

正直に申し上げます。弊社は安売りをしません。

技術に自信があるからです。

弊社の施工員は、累計2000件以上の浴室再生を手がけてきました。

その経験があるからこそ、どこを削ってはいけないかが分かります。そして、削らないと決めています。

価格を下げるには、工程を減らすしかありません。それをやった瞬間、お客様の浴室は数年でもとに戻ります。

一度きれいにしたお風呂に、10年気持ちよく入っていただきたい。だから工程も時間も削りません。

その結果として、「前回と同じ職人さんでお願いします」というご指名のご依頼を数多くいただいています。元請け様や管理会社様からのリピートも多数です。

まとめ

浴室の補修や再生は、マニュアル通りにやれば終わる工事ではありません。

現場で判断し、必要な工程を必要なだけ積み上げる。最後は施工者の腕がすべてです。

だからこそ、業者選びがいちばん重要になります。

相見積もりはぜひ取ってください。そのうえで、金額だけでなく工程で比べてください。

下地処理、補強、塗り重ね、乾燥、保証。この5つを聞けば、その業者が何をやるつもりなのかが見えてきます。

バスリノベは、神戸・姫路・岡山を中心に全国で施工しています。お見積りは無料です。

他社様と比べていただいて構いません。工程の中身で選んでいただければ、それがいちばん確実です。

▶ バスリノベ工法の詳細はこちら

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